目次
日本語版での正式名称は「拡張機能」、いわゆるChrome版アドオン。エクステンション機能の追加の方法、
有用なエクステンションの紹介など
※2010/01/26のバージョン4.0へのアップデートにより、Stable版Chrome for Windowsでも利用できるようになりました。
※2009/12/8現在、Beta版(Mac版を除く)およびDev版ChromeやChromiumでのみ利用可能
※2009/12/3リリースのDev版4.0.249.22から、ウィンドウ下部に表示されるToolstrip(Extenshion shelf)がデフォルトでは非表示になりました。表示させるには起動オプション --enable-extension-toolstripsが必要です。
有効化方法
デフォルトで有効になっています
現在Chrome Web Storeのサイトに登録されている拡張機能しかインストールできません.
そのため、Chrome Web Storeのサイトを訪れ、インストールボタンを押すことでインストールが可能です.
Chrome Web Store以外のサイトで配布される拡張機能のインストール方法
Chrome Web Store 以外で配布される拡張機能はいわゆる野良拡張と呼ばれ、現在までにChromeは野良拡張をインストールできなくなりました.
Googleがこちらで説明している通り、閲覧URLの盗聴を行うような不正な拡張が存在するため、
Googleによる審査を設けているChrome Web Storeからのインストールを推奨しています.
ただし配布先が信用できる場合には、野良拡張のインストール方法として、拡張ファイルをダウンロードした後に「chrome://extensions/」のページを開き、拡張ファイルをドラッグアンドドロップしてインストールする方法が用意されています.
Chromeのオムニボックスに「chrome://extensions」と入力、または設定メニュー内の「拡張機能」を選択すると
現在インストールされている拡張機能の一覧が表示されるのでごみ箱ボタンを押す.
「有効」チェックボックスを操作することで、一時的に無効にすることも可能.
IDが同じでバージョンが新しい拡張機能をインストールすると、古いバージョンを自動的に置き換えます。
古いバージョンの構成ファイルは次回起動時に自動的に削除されます。
古いバージョンの拡張機能を上書きインストールしようとすると、エラーメッセージが表示されてインストールできません。
もし古いバージョンに置き換えたい場合には、一旦アンインストールする必要があります。
拡張機能が自動更新をサポートしている場合は、新しいバージョンへ自動的に更新されます。
公式拡張機能ギャラリー(chrome.google.com)で配布されているものは自動更新をサポートしています。
自動更新のチェック間隔はおよそ3~6時間です。起動オプション --extensions-update-frequency で変更することができます。
スケジュールされたチェック間隔を無視して強制的に自動更新するには、以下の操作を行います。
- レンチアイコンの設定メニューから [拡張機能] を選択して拡張機能の管理ページを開く
- ページ右上の [デベロッパー モード] のリンクをクリックして隠しボタンを表示させる
- [機能拡張を今すぐ更新] ボタンをクリックする
参考:
なお、管理ページで無効にしている拡張機能は自動更新されないという既知の問題(code.google.com)があります。
Dev版(開発版)6.0.437.3へのアップデートからエクステンションの同期が実装されました。
異なるChrome同士でエクステンションの同期が可能になります。
「レンチメニュー」の「オプション」→「個人設定」タブ内のの同期設定のカスタマイズに、エクステンションの項目が現れるので、チェックを入れて同期を有効にする
※現在はDev版にて起動オプション無しで利用できます
注意事項
設定の保存先
拡張機能がオプションページを持っていて設定を変更可能な場合、その設定は以下のファイル(Local Storage)に保存されます。
- [ ユーザーデータフォルダ ]\Default\Local Storage\chrome-extension_[拡張機能のID]_[数字].localstorage
※IDは「拡張機能」のページ(chrome://extensions/)で [デベロッパー モード] をクリックすると一覧に追加表示されます
このファイルは、[Google Chromeの設定] > [オプション] > [個人設定] > [閲覧履歴データの消去]、または
Ctrl+Shift+Delete で呼び出せる [閲覧履歴の消去] ダイアログでCookieを削除すると一緒に削除されてしまいます。
これはバグではなく仕様(src.chromium.org)です。
Google Chromeを終了してからこのファイルをバックアップしておくことをおすすめします。
なお [オプション] > [高度な設定] > [Cookieやウェブサイトの許可を表示] からCookieを削除した場合には
Local Storageファイルは削除されずに残ります。
※Dev版ユーザ向けの情報
バージョン5.0.307.1以降では、Local StorageファイルがCookieの一覧に表示されるようになりました。
[オプション] > [高度な設定] > [Content settings] > [Show cookies and other site data] で [すべて削除] をクリックすると拡張の設定も消えます。
広告ブロック系などの個々のWebページの設定を保存する拡張機能では、その設定をCookieに書き込んでいる場合があります。
この場合、Cookieを一括削除すると設定も消えてしまいます。
シークレット モード(Google Chrome ヘルプ)では、すべての拡張機能が使用不可となります。
JavaScriptを使用する拡張機能は、Googleの公式エクステンションギャラリー(code.google.com)では動作しません。
これは評価などが改竄されるのを防ぐための措置であり、制限事項となっています。
また、Google Chromeの内部ページ(chrome://~、about:~など)でも同様に動作しません。
拡張側でプロトコルを指定していない場合は、以下のページで動作しないことがあります。
- SSL接続のサイト(https://~)
- FTPサイト(ftp://~)
- ローカルディレクトリ(file://~)
開発者向け
公式ドキュメント(google.com)
日本語でのExtensions解説記事(gihyo.jp)
- Google Chrome 拡張機能(google.com)
- Googleによる公式のGoogleChrome専用ギャラリー
・Text Link Plus テキストのURLをリンクに
・ChromeFullFeed LivedoorReader&Fastladder用フィードリーダー
- Google Chrome Extensions(chromeextensions.org)
- GoogleChromeエクステンションの公開と開発を支援する非公式総合サイト
- Google Chrome Plugins and Themes(chromeplugins.org)
- IETabやテーマ拡張を提供する非公式のサイト(英語)
- AutoPagerize(autopagerize.net)
- swdyh氏によるAutoPagerize拡張が提供されているサイト
- Chrome Extentions by os0x(ss-o.net)
- os0x氏によるGoogleChrome用エクステンション
・SBM Counter ソーシャルブックマーク数を表示
・ChromeGestures マウスジェスチャー拡張
・ChromeKeyconfig ショートカットキーカスタマイズ拡張
・AutoPatchWork AutoPagerize相当の機能拡張
- Chromium Developer Documentation Sample Extensions(chromium.org)
- 初期にデモとして提供されていたChromeエクステンション
・Gmail Checker
・Subscribe in Google Reader
・BuildBot Monitor
- 検索結果を連続表示
- ジェスチャー関係
- 広告除去
- IEのレンダリングエンジンで表示
- セッション管理
- その他定番・便利系
- Youtubeのダウンロード+自動画質変更+ワイド画面
- Google検索結果や外部サイトを新しいタブで表示
- GoogleToolber的なものがどうしても欲しい人
- 2ch
- Chromeの各プロパティページを開くボタンを追加
(参考:google chrome エクステンション(拡張機能)ttp://pc12.2ch.net/test/read.cgi/software/1262449258/)
関連記事
コメント